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「ガラス」に関する、素朴な疑問や質問をまとめています。
 これ以外のご質問がありましたら、メールにてお問い合わせください。

Q.1
ガラスは、何からできているのですか?
A.1

大ざっぱに言うと、ガラスは砂からつくられます。

珪酸(SiO2)が主成分の珪砂(けいしゃ)と呼ばれる砂がガラスの主原料です。これをドロドロに溶かし、必要なかたちに成型するとガラス製品になるのです。
ただし、珪酸を溶かすのにはかなりの高温(1,700度以上)が必要です。そのため、普通はソーダ灰(Na2O)を加えて溶ける温度を下げ、さらに水に溶けないガラスにするために、石灰(CaO)が加えられます。

つまり、珪酸とソーダ灰と石灰が、ガラスの主成分といえます。


Q.2
ガラスには、どんな種類があるのですか?
A.2

主に「ソーダ石灰ガラス」「鉛ガラス」「ホウケイ酸ガラス」「石英ガラス」の4種類に分けられます。

・ソーダ石灰ガラス…一般の窓ガラス・瓶類などに使われています。
・鉛ガラス…クリスタルガラスとも呼ばれて高級グラス・シャンデリアなどに使われています。
・ホウケイ酸ガラス…耐熱ガラスです。主に理化学用に使用されています。
・石英ガラス…99.999%クオーツ(水晶)で耐熱性に優れ、光ファィバーや半導体などに使用されます。また、スペースシャトルの窓にも使われています。


Q.3

上の4つのガラスのうち、理化学や工業用ガラスは、どれが適しているのですか?

A.3

ホウケイ酸ガラスです。耐熱性、対薬品性などに優れ、堅く、熱衝撃にも強い素材だからです。


Q.4
膨張係数とは、なんですか?
A.4

ほとんどのガラスには熱膨張係数を持っています。金属・プラスチックなど熱を加えると膨張しますが、ガラスはかなり低い膨張率です。

膨張係数が低いと伸び縮みが少なく、高いと伸び縮みが多いということを示します。


Q.5
理化学ガラス器具は、ビーカーやフラスコの他に、どのような物がありますか?
A.5

基礎実験用の冷却器(気体を液体にするもの)や分液ロート(液体を分離するもの)などや、大きな精製プラントにも使用されています。


Q.6

一般家庭にも、超硬質ガラス(パイレックス)製品はありますか?

A.6

電子レンジ用ガラス食器であるパイロセラム(白い陶器のようなガラス食器、カップや皿 )がその代表例です。このように、超硬質ガラスの加工品は、我々の生活になくてはならない物なのです。


Q.7
趣味でアクセサリーなどを作ってみたいのですが、ホウケイ酸ガラスに色ガラスは有りますか?
A.7

少しですが、色の付いたホウケイ酸ガラスが有ります。


Q.8
どこでホウケイ酸ガラス素材や加工品を購入できますか?
A.8

当組合、または組合会員の事業所にご連絡ください。


Q.9
ガラスの誕生の歴史を教えてください。
A.9

ガラスは、紀元前数千年に誕生しました。つまり、起源は、紀元前数千年までさかのぼります。場所はメソポタミアかエジプトといわれています。

言い伝えによれば、ひとりの船乗りが砂浜で焚き火をしていて、潮風をさえぎるため、たまたまそばにあった岩塩を使いました。すると偶然、岩塩が焚き火の熱で溶けて砂と反応し、世界で最初のガラスが誕生したといわれています。
ただし、ガラスが一般的になったのは、吹きガラス技法が発明される古代ローマ帝国(紀元前30年頃から紀元4世紀)のことです。


Q.10

では、日本にガラスが伝わった時代はいつですか?

A.10

今から1200年ほど前に、当時のシルクロード中国を経て日本に伝わった説と、やはり1200年ほど前、南方から海路で入ったとされる、2つの説があります。
古代から中世にかけては、仏教の隆盛にともなって、仏像や仏具、七宝にガラスが使われ、徐々に普及していきました。
西洋ガラスは、16世紀に宣教師フランシスコ・ザビエルが持ち込んだガラスの鏡や遠めがねが、日本で最初の西欧ガラスとされています。


Q.11
ガラス」の語源を教えてください。また、ガラスを指す日本語はあるのでしょうか?
A.11

インドから中国を経て伝わった「瑠璃(るり)」「玻璃(はる)」が、日本語ではガラスを表すもっとも古い言葉です。清少納言は、枕草子で「うつくしきもの」の一つとして、「瑠璃の壷」(青色の宝玉で作られた仏骨などを入れる壺=ガラスの壷)を挙げています。

16世紀ごろから流入したヨーロッパ文化によって、ガラスは、ポルトガル語の「Vidro」から「ビードロ」、またはオランダ語の「Diaman」から「ギヤマン」と呼ばれるようになります。

さらに時代を経て、同じオランダから伝わった「Glas」から、ガラスという言葉が一般的に使われるようになりました。つまり、ガラスはオランダ語なのです(英語だとglass=「グラス」ですね)。

ちなみに、漢字で「硝子」と書いてガラスと読むのは、原料に硝石を使っていることからきています。 明治の初年、官営の品川硝子製造所で使われたのが初めといわれています。


Q.12
ガラスの長所と短所を教えてください。
A.12

プラスチックや金属と比較してみると、

ガラスの長所は

・加工性・成形性が良い
・熱に強い、燃えない
・かたい、傷がつきにくい
・薬品に強い、錆びない
・光・電気・磁性などに優れた性質がある

ガラスの短所は

・張力に弱い
・熱の不良導体である
・異常膨張するある特性がある
・高温で急激に粘度が低下する
・高温で失透する

という特徴があります。


Q.13

「ガラスは液体」と聞きました。本当ですか?

A.13

信じられないかもしれませんが本当です。ガラスは、過冷却の液体です。

普通、自然の固体状の物質は、その物質に固有の規則的な結晶構造を持っているものです。しかしガラスは、ミクロの目で見ると、網の目が不規則に連なっているだけで、結晶構造をもっていないのです。
この構造は「ガラス状態」と呼ばれるもので、その性質は、むしろ液体に近いと考えられています。熱を加えれば液体状になり、冷却すれば固まる。ガラスは、こうした性質を利用して作られているのです。

ちなみに、自然界では、ガラスはほとんど存在しません。わずかな例外として、黒曜石と隕石ガラスがあるだけです。


Q.14
ガラスはなぜ無色透明なのですか?
A.14

物質は、結晶が寄り集まって構成され、その結晶の境目があります。通常、可視光の波長が物質の粒子にぶつかって散乱し、色がつきます。
ところが、ガラスは光の波長より500分の1ほども小さい、分子の酸化珪素分子でできています。それが無限につながり境目がないため、光が散乱されず、色がつかないのです。

ただし、わずかに緑がかって見えることがあります。これは、ガラスのなかに混じっている鉄イオンの働きによるものです。


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